ベンチプレスはラックアップで決まる──「受ける位置」が安定を作る
ベンチプレスを初めて行う人が、最初によくやる失敗があります。
それが、頭を突っ込みすぎてラックに当たってしまうことです。
- ラックに当たりそうで怖い
- バーを外したあとに位置が定まらない
- 毎回スタートがバラつく
こうした悩みを持つ人は少なくありません。
これらの原因は、フォーム以前にラックアップの考え方にあります。
よくある失敗①:ラックが怖くて頭が離れてしまう
上の画像のように多いのが、
「ラックに当たりそうで怖い」→ 頭を引いてラックアップする
というパターンです。
この状態では、
- バーを外した瞬間に背中で受けられない
- スタート位置が分からない
- 結果的にバーが横にズレる
といった問題が起きやすくなります。
そうなると、受ける場所が分からなくなり、
上の画像のように「ズズズ…」とバーを動かして位置を探す
動きが出てきます。
これは、
- どこでバーを受けるか決まっていない
- 背中の張りが作れていない
- 腕でバーを支えてしまっている
状態で起きます。
考え方を変える:先に「受ける位置」を作る
ベンチプレスでは、
バーを外してから受ける位置を探すのではありません。
ラックアップした瞬間に、すでに受けている
状態を作ります。
そのためには、
- 頭をラック下に入れる
- バーの真下に身体をセットする
- 背中で受け止められる位置を先に作る
という順番が重要です。
正解例:背中で受けて、そのまま下ろす
この2枚の流れが理想です。
- ラックアップした瞬間に、もう受けている
- バーを動かして位置を探さない
- そのまま迷わず下ろせる
- 上級者では、さらに深くセットするケースもあります
こうなると、
- 毎回スタートが同じになる
- 肩や肘が安定する
- 余計な動きが消える
結果として、ケガのリスクも下がります。
まとめ
- ラックアップは「外す動作」ではない
- スタート位置を先に作る動作
- 背中で受けられれば、そのまま下ろせる
- ズレないスタートが、安定したベンチを作る
ベンチプレスは、
下ろし方より、外し方で決まる
と言っても過言ではありません。

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