BIG3だけで足りないものは確実にある ── それでも「まずBIG3」から外さない理由

はじめに

ここまで読んでくれた人の中には、
こんな疑問が浮かんでいるかもしれません。

「結局、BIG3だけやっていればいいの?」
「アイソレーション種目はいらないの?」

結論から言うと、
BIG3だけですべてが完結するわけではありません。

ただし、
最初から全部を盛ろうとすると、ほぼ確実に遠回りになります。


BIG3だけでは「足りない」もの

BIG3はとても優れていますが、
弱点もはっきりしています。

① 局所的な筋肥大は起こしにくい

  • 腕を太くしたい
  • 肩の丸みを出したい
  • 背中の細かいラインを作りたい

こういった目的に対して、
BIG3だけで十分とは言えません。

特に見た目重視になるほど、
アイソレーション種目の役割は大きくなります。


② 個人差・弱点は必ず残る

  • 三頭が強すぎる人
  • 背中は強いが胸が育たない人
  • 下半身は強いが上半身が追いつかない人

こうした差は、
コンパウンドだけでは埋まりきらないことがあります。


③ コンディショニング目的は別枠

ローテーターカフやキューバンプレスのような種目は、

  • 筋肥大
  • 筋力向上

というより、
怪我予防・動作の安定が主目的です。

これは
「BIG3の代わり」ではなく
BIG3を続けるための補助です。

※ローテーターカフ=肩を安定させるための小さな筋肉群の総称


それでも「まずBIG3」なのか?

ここが一番伝えたいところです。

BIG3は、

  • 全身を連動させる
  • 重量で成長を可視化できる
  • フォームが安定すれば再現性が高い

という特徴があります。

逆に言えば、

基礎ができていない状態で
アイソレーションを増やしても、
伸びているのかどうかが分かりにくい。

という問題が起きやすい。


現場でよく見るパターン

実際の現場では、

  • マシン種目は多い
  • サプリも飲んでいる
  • でもBIG3の重量はずっと変わらない

という人は珍しくありません。

一方で、

  • コンパウンド中心
  • アイソレーションは最小限
  • 数字が着実に伸びている

人は、
結果的に身体も変わっていくことが多い。

これは「思想」ではなく、
現場で何度も見てきた事実です。


私のスタンス

  • BIG3だけで十分な人もいる
  • BIG3だけでは足りない人もいる

ただし、

どちらか分からない段階で、
先にBIG3を外す理由はあまりない。

という立場です。

アイソレーションは
「足りないと分かってから足す」

この順番を間違えないことが、
結果的に一番の近道になります。

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