はじめに
BIG3で怪我をする人と、
同じような重量を扱っているのに何年も伸び続ける人。
この違いは、
才能でも、根性でもありません。
多くの場合、
「フォームの考え方」に差があります。
怪我の原因は「フォームが汚い」ではない
よくある誤解があります。
- フォームが下手だから怪我をする
- 見た目が綺麗なら安全
これは半分正解で、半分間違いです。
実際の現場では、
- 見た目は綺麗
- 周りからも褒められる
- 重量も順調に伸びている
それでも、ある日突然
腰・肩・肘を壊す人がいます。
問題は「見た目」ではありません。
共通点は「固めすぎ」か「緩すぎ」
怪我をしやすいフォームには、
ある共通点があります。
それは、
- 動かすべきところを固めすぎる
- 安定させるべきところが不安定
このどちらか、もしくは両方です。
日本ではよく
「ここは固めろ」「ここは固定しろ」
と言われますが、ここが誤解を生みやすい。
「固定」ではなく「安定」
本来の考え方は、
動かすべきところは動かす
安定させるべきところは安定させる
です。
英語でいう
モビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)。
スタビリティは
「ガチガチに固める」ことではありません。
- 力を受け止められる
- 余計なブレが出ない
- 必要な動きは邪魔しない
この状態を指します。
そのため、この記事では
あえて「固定」ではなく
「安定」という言葉を使います。
なぜ「正しいつもり」で壊れるのか
多くの人は、
- 正しいフォームをやっているつもり
- 気をつけているつもり
それでも壊れます。
理由はシンプルで、
正しい形を作ろうとして、
必要以上に力を入れている
からです。
結果として、
- 肩甲骨をガチガチに固める
- 背中を反らしすぎる
- 腹圧を入れすぎて動けなくなる
こうした「過剰な意識」が
関節や腱にストレスを溜めていきます。
それでも、すぐ壊れるわけではない
ここで誤解してほしくない点があります。
もちろん、何も考えずにやっていても
しばらくは問題なく伸びる人もいます。
ただ、多くの場合
「壊れるか、止まるか」はその後に来ます。
最初は勢いで伸びる。
重量も上がる。
でも、
- 疲労が抜けにくくなる
- 違和感が常態化する
- ある日、急に痛みが出る
この流れは本当に多いです。
長く伸びる人がやっていること
長く伸びている人ほど、
- 「固めすぎていないか」を疑う
- 「安定しているか」を重視する
- 違和感が出たら一度立ち止まる
そして、
- フォームを「作る」より
- フォームが「保てているか」を見る
この視点を持っています。
まとめ
- 見た目が綺麗=安全ではない
- 力を入れすぎないことが重要
- 動かすべきところと、安定させるべきところを間違えない
BIG3は、
「頑張った人」ではなく
「壊れなかった人」が最後に勝ちます。
迷ったら、
固めすぎていないか。
安定と固定を取り違えていないか。
一度、そこに立ち戻ってみてください。


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