なぜ筋トレの軸はBIG3なのか|マシンでもサプリでも伸びなかった人へ
「筋トレしているのに、身体が変わらない」
これは珍しい話ではありません。
ジムに通い、マシンを一通り使い、サプリも飲んでいる。
それでも数ヶ月、あるいは数年経っても見た目が変わらない。
一方で、
特別なサプリも使わず、派手な種目もしていないのに、
着実に身体が変わっていく人もいます。
この差は才能ではありません。
多くの場合、トレーニングの「軸」がないことが原因です。
この記事では、
なぜ多くの人にとって
BIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)が
最初の軸として有効なのかを、
- 科学的な観点
- 現場での実体験
- よくある失敗例
を交えながら整理します。
※ここで言うBIG3は、
「競技者向け」「絶対にやれ」という意味ではありません。
結論を先に言うと|BIG3は万能だからやるわけではない
BIG3は万能だからやるのではありません。
- 何を伸ばせばいいかが分かる
- 成長を数字で確認できる
- 食事・回復・フォームの問題点が浮き彫りになる
この3点が揃うため、
遠回りしにくいというだけです。
マシントレーニングの落とし穴
マシンは「安全」「フォームが崩れにくい」と言われます。
これは半分正解です。
ただし、現場ではこういうケースをよく見ます。
- 動作は合っているが、力が出ていない
- 肩がすくんだままチェストプレスをしている
- ラットプルダウンで肩甲骨がほとんど動いていない
本人は「効いているつもり」でも、
身体はほとんど変わらない。
マシンには、
- エラーが自分で分かりにくい
- 負荷を逃がしても動作が成立してしまう
という特徴があります。
怪我はしにくい。
しかし鍛えられにくいことも多いのです。
「とりあえず食ってBIG3」は極論ではない
よくある誤解があります。
「BIG3だけでいいって言ってるんですよね?」
違います。
正確には、
- 食事量が足りているか
- 回復が追いついているか
- フォームが崩れていないか
これらがBIG3だと露骨にバレるというだけです。
例えばベンチプレス。
- 食事が足りなければ重量が止まる
- フォームが崩れれば肩や肘が痛くなる
- 回復が足りなければ回数が落ちる
つまりBIG3は、
身体の状態を隠せない種目なのです。
初心者がBIG3をやっていい理由
「フォームができてからやるものでは?」
と思われがちですが、順番は逆です。
- 軽い重量
- 少ない回数
- 高い再現性
これを守れば、
初心者こそBIG3から学ぶことが多い。
もちろん、
- 深くしゃがめない
- デッドリフトが怖い
こういったケースもあります。
その場合は、
段階を踏めばいいだけです。
(この点は初心者向けカテゴリーで詳しく解説します)
BIG3がモチベーションを作る理由
BIG3は数字がシンプルです。
- 何kgを何回挙げたか
- 前回より伸びたか
- 停滞しているか
曖昧さがありません。
マシンやパンプ感は、
「今日は効いた気がする」で終わります。
BIG3は、
伸びた・伸びていないが明確です。
これは続ける上で非常に重要です。
「効かせる」より先に必要なこと
筋トレで一番多い失敗は、
効かせ方を探す前に、
そもそも力を出せていない
ことです。
BIG3は、
- 効かせなくても
- 感覚がなくても
力が出ていれば結果が出る。
だから最初の軸に向いています。
この記事のまとめ
- BIG3は万能だからではなく「軸になりやすい」
- マシンは安全だが、成長を隠しやすい
- 食事・回復・フォームの問題がBIG3では誤魔化せない
- 初心者こそ軽重量でBIG3に触れる価値がある
もし今、
- 何をすればいいか分からない
- 伸び悩んでいる
- サプリばかり増えている
そんな状態なら、
一度BIG3を「確認ツール」として使ってみてください。
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初心者が最初にやるべき筋トレは決まっている|BIG3の始め方
(スクワット・ベンチ・デッドをどう始めるか)

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